
Donaldさん!
年収を上げたいのですが、どうしたらいいですか!

任せてください。
年収オタクの私が、アクチュアリーの年収を上げる方法について、解説します。
アクチュアリーは、高度な専門知識を活かして保険会社やコンサルティング会社で活躍する職業です。しかし、年収は人によって大きく異なるのが特徴です。
今回は、アクチュアリーとして年収を上げたい方に向けて、年収を上げるための方法を6つ紹介し、それぞれメリット、デメリットを詳しく解説します。自身の年収アップをするための参考にしてもらえれば幸いです。
1. 仕事のパフォーマンスを上げる
当たり前ですが、普段の業務で高い成果を出し、評価を高めることが、年収を上げる上での基本的な戦略です。極論を言えば、2人でやっている仕事を1人でできるようになれば、倍の生産性になるので、人件費が減った分を、生産性を高めた一人に割り振ることが理論上可能です。
アクチュアリーはバックオフィス業務なので、評価するのが難しいですが、コスト削減もしくは売り上げ増大の方向に貢献出来たら、その分年収は上がるでしょう。
メリット
○ 昇給やボーナスに直結する
・社内での評価が上がれば、昇給の可能性が高まる
・また、パフォーマンス評価が良ければ、ボーナスの増額にもつながる
○ 出世や転職にも有利になる
・評価が高ければ、今の会社で出世する道が開ける
・今の会社で結果を出すことで、転職市場での評価も上がり、より良い条件のオファーを受けやすくなる
デメリット
× 即効性がない
・仕事の成果が給与に反映されるまでに時間がかかる
× 評価が適正にされるとは限らない
・企業の評価制度によっては、成果が正当に認められない場合がある
・特に年功序列の会社では、パフォーマンス評価より年齢の影響の方が大きい
× 仕事量が増え、負担が大きくなる
・成果を上げるためには、勉強などの自己投資も含めて、労働時間が増える可能性がある
2. 資格を取る
年収を上げるための王道手段として、資格を取ることが挙げられます。特にアクチュアリーの場合は、アクチュアリー試験の合格実績が、年収を上げるうえでとても重要です。特に、日本アクチュアリー会の正会員になることで、社内で昇給することもありますし、役職が上がる場合もあります。
また、アクチュアリー試験だけでなく、公認会計士や証券アナリストの資格を取ることで、ベース給与が増える会社もあります。
メリット
○ アクチュアリー正会員になれば、収入が大幅に上がる可能性が高い
・正会員資格を持つことで、高度な専門性が評価されるため、収入が一気に上がる会社が多い
・企業によっては資格取得に伴う昇給・昇格がある
○ 転職市場での価値が高まる
・正会員資格を持つことで、転職の選択肢が増える
・求人の幅が広がり、年収交渉の余地が大きくなる
○ 専門性の保証となる
・資格があることで、社内外での信頼性が向上する
デメリット
× 試験の難易度が高い
・特にアクチュアリー試験は、合格までに多くの勉強時間が必要(日本アクチュアリー会のHPによると正会員になるまで平均8年かかると言われています)
× 仕事と試験勉強の両立が大変
・勉強時間を確保するために、プライベートや仕事の負担が増える
× 資格取得後すぐに昇給とは限らない
・企業によっては資格よりも実務経験を重視する場合がある
3. 出世をする
スタッフ層から管理職もしくは専門職として出世をし、役職を上げることができれば、年収が大幅に上がる可能性があります。部長や役員クラスになれば、年収2,000万円以上を狙うことも可能です。
メリット
○ 収入が大幅に増える可能性がある
・管理職に昇進することで、基本給やボーナスが上昇する
・役職に応じた手当やインセンティブが付与される
○ 企業経営に関わることができる
・経営戦略や重要な意思決定に関与できる
○ 社内での影響力が増す
・権限・裁量を持つことができるので、リーダーシップを発揮する機会が増えます。
デメリット
× 管理業務が増える
・作業ではなく、マネジメント業務が中心になり、より仕事のストレスがかかる場合もあります
× 出世には企業の評価制度が影響する
・出世をするには、実力だけでなく、人間関係や社内政治が関係する場合がある
・年功序列の会社では、ポジションが空いても、年齢順で昇格することが多いです
× 責任が増す
・経営層に近づくにつれて、プレッシャーや業務負担が大きくなる
4. 転職をする
概要
転職は、最も短期間で年収を上げる方法です。アクチュアリーの転職市場は売り手市場であるため、好待遇でオファーが出ることが多いです。今の収入に満足していない方は、転職によって一気に年収を上げることが可能です。
メリット
○ 年収を大幅にアップできる
・100万円以上の年収アップが期待できるケースが多い
○ 自分に合った環境を選べる
・より良い働き方ができる企業を選択できる
○ キャリアの幅が広がる
・異業種や新しい分野への挑戦が可能になる
デメリット
× 転職活動の負担が発生
・働きながら面接を行うなど、多少忙しくなる
× 環境の変化に適応する必要がある
・新しい職場の文化に馴染むまでストレスがかかる
5. 副業をする
アクチュアリーとしての本業にプラスして、副業を行うことで収入を増やすことも可能です。私の周りでは、株式投資や不動産投資を副収入を得る手段としてやっている方が多い印象です。
メリット
○ 収入の柱を増やせる
・本業以外の収益源を確保できる
○ 新たな経験が得られる
・今の仕事では得られない経験を得ることができる
○経費計上ができる
・開業届を出し、確定申告を行うことで、経費計上が可能なので、節税にもつながる可能性がある
デメリット
× 本業との両立が難しい
・時間管理を徹底しないと、どちらも中途半端になりやすい
× 収益化に時間がかかる
・すぐに収入が増えるとは限らない
6. 独立をする
アクチュアリーとして独立することで、今より高収入を得られる可能性があります。
メリット
○ 年収に上限がない
・成功すれば、年収2,000万円以上も狙える
○ 仕事の自由度が高い
・自分の裁量で働くことができる
デメリット
× 収入が不安定になる
・安定した収益を得るのが難しい
× 営業や経理など、経験したことのない業務が発生する
・特に営業は売り上げに直結するので、自分で行う必要がある
終わりに
いかがでしたでしょうか。アクチュアリーとして年収を上げる方法の概要とそれぞれのメリットデメリットについて、解説しました。年収を上げるには複数の選択肢がありますが、一番手っ取り早いのが転職と正会員資格の取得だと思います。
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