
アクチュアリー就活って大変ですか

はい、それなりに大変です。
今回は自分自身も経験し、
かつ実際に採用にも携わったことがある私が
「アクチュアリー就活」
について話ができればと思います
はじめに
アクチュアリー(Actuary)とは、数学と統計学の知識を活用し、保険数理やリスク管理の専門家として、保険会社にとって不可欠な人材です。
以前の記事でも紹介しましたが、アクチュアリーは「高年収」「ワークライフバランス」「やりがい」など多くの魅力があります。
今回は、アクチュアリーになりたいという人に向けて、アクチュアリーの就職活動について、解説をしたいと思います。
特に本記事は、大卒の新卒一括採用を念頭に書いております。
就職活動に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
もちろん、この記事は私の独断と偏見で書いているので、反対意見があれば、是非コメント欄で教えていただければと思います。
面接官が実際になにを見ているのかについては、同じ内容をYouTubeでも解説しています。読むより聞くほうが早いという方は、こちらもご覧ください。
結論:大学3年の5月に動き出し、夏のインターンに参加します
アクチュアリーの新卒就活で最初にやることは、大学3年生(大学院1年生)の5月ごろに動き出して、夏のインターンに応募することです。アクチュアリー採用では、インターンが実質的な入口になっているためです。
準備することは3つに整理できます。1つ目は数理試験の対策で、アクチュアリー試験1次試験の「数学」を勉強するのが近道です。2つ目はエントリーシートで、学生時代に力を入れたことを論理的に説明できる状態にしておきます。3つ目が面接で、ここが選考の中心になります。
よく聞かれるのが「アクチュアリー試験の科目を持っていないと不利ではないか」という点ですが、私が採用する側にいたときの実感としては、科目数そのものを重視してはいませんでした。科目を1つも持たずに内定を得ている方もいます。見ているのは、社会人になってから正会員までやりきれる人かどうかです。
この記事は、アクチュアリー就活の全体像をつかむための入口として書いています。年度ごとのスケジュールと数理試験の詳細は【アクチュアリー就活ガイド】①スケジュール・数理試験編、面接で聞かれる質問と回答例は【アクチュアリー就活ガイド】②面接の内容編、面接の準備と失敗談は【アクチュアリー就活ガイド】③面接準備・失敗談編、内定者から見た就活は【アクチュアリー就活ガイド】④就活生へのアドバイスとQAセッション編でそれぞれ詳しく説明していますので、必要なところから読み進めてください。
1.アクチュアリー新卒採用の流れ
年度によって、多少なスケジュールの前後はありますが、大まかなスケジュールは、「インターン期間」と「選考期間」の2つに分かれます。
①大学3年(大学院1年)夏・冬:インターン期間
②大学4年(大学院2年)春:選考期間
それぞれ細かく見ていきましょう。
なお、この日程は近年早まってきています。私が見ている範囲では、大学3年生(大学院1年生)の1月から2月ごろに内定が出る会社もあり、大学4年生の春を待たずに就職活動を終える方もいます。夏のインターンに間に合うかどうかが、その後の進み方を左右しやすいのはこのためです。
直近の年度のスケジュールは【アクチュアリー就活ガイド】①スケジュール・数理試験編にまとめています。動き出す時期を具体的に決めたい方は、あわせてご覧ください。
①大学3年(大学院1年)夏・冬:インターン期間
アクチュアリーの新卒就活は各社比較的長い期間をかけて行うことが一般的です。
主に大学生の夏休み(8月~9月)、冬休み(1月)の時期に、インターンシップが実施されることが多いです。
したがって、夏のインターンに参加するためにも、5月ぐらいから動き出す必要があります。早めに動き出した人は1年弱就職活動を行うことになります。
インターンの形式は以下の形が一般的です。
□1Dayインターン
通常、1Dayインターンは、企業の基本的な情報(会社の紹介、アクチュアリーの紹介など)を理解する機会として提供され、説明会のようなイメージです。
□2-5Daysインターン
複数日程(連日)のインターンシップが行われます。会社によっては泊まり込みで行うところもあります。アクチュアリーが主催しているもので、Excelなどを使って具体的な業務体験を行い、グループワークでの発表の機会が多いです。
たまに、勘違いしている人がいますが、全てのインターンは採用に直結していると考えておいた方がいいです。
実際に、
「グループワークでの振る舞いはどうか」
「リーダーシップはあるか」
「コミュニケーション能力はあるか」
「アクチュアリーになるための地頭があるか」
などが、観察され、選考の時の参考材料となります。
しかし、数日で採用担当がすべてを把握できる訳もないので、実際は
「不採用人材(コミュニケーション能力が全くないなど)」と
「優秀な人材(喉から手が出るほどほしい)」を確認しています。
したがって、ここで目立たなくても、及第点をとることができれば、後の選考で採用される可能性は大いにあります。
②大学4年春:選考
大学4年の春には、本格的な選考プロセスが始まります。
典型的な選考プロセスは以下です。
ES(エントリーシート)
選考に応募するならどこの会社でもあるエントリーシートです。自己PRや学生時代に最も力を入れたこと(いわゆるガクチカ)を文章にして書きます。
アクチュアリー採用の場合には、「なぜアクチュアリーを目指そうと考えたのか」を追加で聞かれることがほとんどです。面接で何回も聞かれる内容なので、整理して、自信を持って喋れるようになりましょう。
エントリーシートの中身も大切ですが、特に気にしてほしいのは、論理的な文章になっているかどうかです。特に、仕事で文章を書く機会はたくさんありますので、エントリーシートの段階で支離滅裂な内容だと、採用する気にはなりません。大学生のガクチカなどは、正直中身は似たり寄ったりな部分はありますが、最低限論理的な文章にしましょう。もし、不安なら、友達や先輩に添削してもらうのがよいでしょう。
SPI(スピリチュアル・アンド・パーソナリティ・インデックス)
SPIは主に能力検査と性格検査に分かれており、面接などの選考の足切りとして利用されます。
能力検査は、読解力などの基礎学力をはかるものです。アクチュアリー志望の方はそれなりの学歴がある方がほとんどなので、ここでつまづいている人はあまり見たことはありません。ただ、対策をしないのも不安かと思いますので、問題集一冊ぐらいをやってみてもよいかと思います。私は苦手なとこだけやりました。私がやったものを載せておきます。
ただ、アクチュアリー採用の場合はアクチュアリー採用専用の数理試験の方が重視されます。(後述します)
また、意外と選考では、性格診断に重きが置かれており、「ストレス耐性はあるか」「会社の風土にあっているか」「回答に矛盾がないか」などが見られています。企業が求めている人物像からかけ離れている場合は、その時点で不採用となる場合があります。
ただ、就活生が事前にできることはなにもないので、自分に正直に回答するようにしましょう。性格診断で落とされたら、そんな会社こっちから願い下げぐらいの気持ちでよいかと思います。
数理試験
アクチュアリーを目指す上での基本的な数理能力をはかります。
基本的な内容は大学受験の数学(確率、微分積分など)が中心です。たまに、線形代数や統計学などの大学で習う範囲が出ますが、解けなくても問題ありません。数理試験も足切りが目的なので、高い点数は必要なく、及第点が取れればよいです。
数理試験対策でなにをすればいいですかとよく聞かれますが、一次試験の数学を受ける(もしくは勉強する)がよいと思います。
私が学生の頃は、数検一級の勉強をした方がいいと言っている人もいましたが、範囲が違うかつ、やり過ぎな気がします。
結局、アクチュアリーを目指していると思うので、一次試験の数学を勉強してみるのが、最も効率的だと思います。実際に数理試験作ってる側は、数学の過去問を横目に作ってます。
ちなみに既に数学を受かっている人は軽く復習で問題ないです。なんなら数学を受かっている人は数理試験免除の会社もあります。
数学の初学者には、こちらの本が取っ付きやすく、おすすめです。
数理試験の対策については、アクチュアリー試験1次試験の「数学」の勉強がそのまま対策になります。出題範囲の考え方や勉強の進め方は数学の勉強方法【アクチュアリー試験】で詳しく説明していますので、何から手をつけるか決まっていない方はこちらをご覧ください。
もうひとつ補足すると、数理試験は足切りとしての性格が強く、満点を取る必要はありません。ここに時間を使いすぎるより、エントリーシートと面接の準備に時間を配分するほうが、結果につながりやすいと私は考えています。
面接
各社、採用の中で一番重要視しているステップです。
複数の人との面接を経て、候補者のコミュニケーション能力や会社風土にあっているかが確認されます。
面接は三段階ぐらいに分かれるのが一般的です。
①スタッフ層との面接(2-3人)
②課長・部長クラスとの面接(1-2人)
③役員クラスとの面接(1人)
各面接30分が基本ですが、たまに1時間でやる場合もあります。
また、①の段階では、1対1の面接ではなく、3対1やグループディスカッションなど、複数の候補者と行う場合があります。
聞かれる内容は、
エントリーシートの深堀りや
「なぜアクチュアリーになりたいのか?」
「なぜ当社なのか?」
などの一般的な内容です。
回答に窮するような質問をされた経験は私はありませんでした。ただ、もし想定外の質問をされても、慌てることなく回答しましょう。重要なのは、今まで話していることの一貫性ですので、筋が通っていれば何を言っても問題ありません。
正直、「面接で就活生のなにが分かるんだ」と就活生時代にも思いましたし、今も採用する立場としても思っています。結局、面接官に好印象に思われるかどうかという主観的なものです。
就活生は、典型的な質問やESの深堀をされても、答えられるように準備しておきましょう。
最後は面接官の好き嫌いや採用枠の兼ね合いで、合格と不合格が決まります。したがって、あまり考え過ぎないで、落ちたらドンマイぐらいの気持ちでよいかなと思います。
面接官が見ている3つのこと
ここからは、私が採用する側として面接に出ていたときに、なにを見ていたかをお話しします。これは私自身の見方であり、採用担当の方によって重視する点は違いますので、ひとつの目安として読んでいただければと思います。
前提として、アクチュアリー就活が他の就活と大きく違うのは、人事の方ではなくアクチュアリーが面接をするという点です。目の前にいる面接官は、いずれ一緒に働く可能性が高い人たちです。また、数理的な素養は面接の前に数理試験で確認していますので、面接ではそこを改めて見ているわけではありません。
1つ目:社会人になってから続けられるか
採用する側がいちばん知りたいのは、入社後にアクチュアリー正会員までたどり着いてくれるかどうかです。アクチュアリー試験の大変なところは、働きながら勉強を続けなければならない点にあります。ですから、いま何科目持っているかよりも、仕事と試験勉強を両立できそうかという観点で見ています。
科目を持っている場合でも、どういう受かり方をしたかは気にします。たとえば、学生のうちに時間に余裕があって1科目に合格し、そのあとしばらく科目が増えていないという状態だと、続けることが苦手な方かもしれないと受け取られることがあります。逆に、科目を持っていなくても、ひとつのことをやりきった経験が語れる方であれば、十分に評価されます。再現性のある努力ができるかどうか、という見方です。
2つ目:聞かれたことに答えられるか
2つ目はコミュニケーション能力です。ここで言うコミュニケーション能力は、面白く話せることではありません。自分の伝えたいことを相手に伝えきれるか、という意味です。具体的には3つ見ています。
ひとつ目は、質問されたことに、そのまま答えられているかどうかです。緊張して、用意してきた話を最初から最後まで話してしまう方がいますが、聞かれたことと答えがずれていると、仕事の場面でも同じことが起きるのだろうと受け取られます。
ふたつ目は、相手が知らない言葉を噛み砕けるかどうかです。卒業研究や修士論文の内容をうかがったときに、こちらが知らない専門用語を並べたまま話す方がいます。アクチュアリーの仕事では、アクチュアリーではない方と話す場面が多くありますので、相手の反応を見ながら補足できるかどうかは大事な点です。「難しい内容なので分かりやすくは話せません」と開き直ってしまうと、そこで評価は止まります。
みっつ目は、事実と自分の意見を分けて話せるかどうかです。学生時代に力を入れたことをうかがったときに、起きた事実と、そのとき自分がどう考えたかが混ざってしまうと、話の筋が追いにくくなります。こういう事実があって、自分はこう考えて、その結果こうなった、という順序で話せると伝わりやすくなります。
さらに一歩進めるなら、質問の意図を汲んだうえで、そのあとに続くであろう質問にも先に答えておけると印象が良くなります。たとえば「コミュニケーション能力です」とだけ答えると、「あなたの言うコミュニケーション能力とはどういうものですか」と重ねて聞かれますので、そこまで含めて答えてしまう、という進め方です。
3つ目:一緒に働きたいと思えるか
3つ目は人柄や雰囲気です。抽象的に聞こえるかもしれませんが、実際のところ、ここで結果が分かれることは少なくありません。同じくらいの評価の方が2人いれば、一緒に働きたいと思えるほうを採ることになります。
アクチュアリーの仕事はチームで進めることが多く、面接官はいずれ同僚になる人たちです。ですから、笑顔で、相手の目を見て話すという基本的なところが、そのまま評価につながります。一朝一夕で身につくものではありませんので、早いうちから意識しておくことをおすすめします。
また、アクチュアリー採用では面接が1回で終わることはほとんどありません。面接官の一人が通したいと思っても、それだけでは決まらず、複数の面接官が「この人と働きたい」と思えたときに内定が出ます。裏を返せば、特定の一人と相性が合わなかっただけで終わるわけでもありません。
とはいえ、ここは相性の問題でもあります。準備をしたうえで落ちたのであれば、合わなかったということですので、引きずらずに次へ向かっていただければと思います。面接で実際に聞かれる質問と回答例は【アクチュアリー就活ガイド】②面接の内容編、準備の進め方と失敗例は【アクチュアリー就活ガイド】③面接準備・失敗談編にまとめています。
2. よくある質問
就活に関して、よくある質問にお答えします。
学歴フィルターはありますか
多くのアクチュアリーの採用プロセスでは、学歴は一つの要因として考慮されますが、必ずしも最重要視されるわけではありません。重要なのは数学や統計学のスキル、適性、経験などです。一流大学を出た方が有利かもしれませんが、それがすべてではありません。
科目持ちが有利ですか
アクチュアリーになるためには、数学や統計学、生命保険数理などの専門知識が不可欠です。これらを学ぶことができる1次試験の科目に受かっていることは、働く上での基礎知識を保有していることの証明になります。したがって、科目があった方が就職活動に有利なのは間違いありません。
ただし、科目がなければ落ちるというわけではなく、あったらベター程度で思っておけばよいです。重要なのは、将来正会員になることを示すことなので、科目をもっていないなら、働きながらでも勉強できることなどを面接なのできちんと主張できるとよいかなと思います。
補足すると、科目を1つも持たずに内定を得ている方もいます。私が採用に携わっていたときも、科目数そのもので判断してはいませんでした。見ていたのは、社会人になってから試験を続けられそうかどうかです。
ですから、いま科目がないことを不利だと考えすぎる必要はありません。むしろ、取り組んでいる研究や部活動、アルバイトに集中して、ひとつのことをやりきった経験を作っておくほうが、面接で話せることは増えます。アクチュアリー試験は社会人になってからでも勉強できますが、学生のうちにしかできない経験はあとから取り戻せません。私が学生の方にいつもお伝えしているのは、この点です。
インターンにいった方がいいですか
はい。いった方がいいです。
インターンに行かなくても採用ルートに乗れることはありますが、インターンに行った方が選考の進みも早いです。実際、大手企業の場合、採用される人の7-8割ぐらいがインターンから参加している人たちです。
また、会社によって制度や雰囲気はかなり異なるので、実際に自分の目で確認した方が良いと思います。
他にも、就活の仲間を作るという意味でも、参加したほうがよいです。私も就活時代の仲間とは、今でも定期的に飲みに行って、情報交換しています。アクチュアリーとして働く上で、利害関係のない内に繋がりをもっておくことは後々にも役に立ちます。
もちろん、授業や研究で忙しいと思いますが、なるべく参加することをおすすめします。
面接対策はなにをしたらいいですか
模擬面接など色々やれることはあるかと思いますが、最も効果的なのはESの深堀りだと思います。
ESの一文一文について、「なぜその決断したのか」「具体的にどう対処したのか」など、自分で想定問答を作ります。最終的には、ESの中身について「熱く」語れるレベルになるのが好ましいです。
面接官はESを読んでから参加しており、ESについて色々質問してくるのがほとんどですので、これで8割程度対策可能です。
あとは、自分に嘘をつかずに、素直に答えましょう。面接は対策の終わりがないので、ある程度の諦めは精神衛生上大切です。
志望動機はどう作ればいいですか
「なぜアクチュアリーなのか」は、エントリーシートでも面接でも繰り返し聞かれます。うまく作ろうとするよりも、自分がどう考えてこの職業にたどり着いたかを、そのまま説明できる形にするほうが話しやすいと思います。
私自身の場合は、大学3年生の6月ごろ、就職活動を始めようとしたときに「数学 職業」と検索して、アクチュアリーという職業を初めて知りました。当時はやりたいことが特になかったので、できることを軸に考えようと思い、数学の素養とある程度のコミュニケーション能力を活かせる職業を探した結果がアクチュアリーでした。理系で学んだことを活かしたいという気持ちと、数学を使って商品開発や経営に近い仕事ができるという点に惹かれたことも理由です。
このように、知ったきっかけと、選んだ理由と、その理由がいまも変わっていないことが一本の線でつながっていれば十分です。実際の回答例は【アクチュアリー就活ガイド】②面接の内容編にまとめています。
まだ大学1〜2年生です。いまなにをしておけばいいですか
まずは数学です。1次試験の「数学」では、微分積分や数列の計算、確率の計算を使いますので、大学の授業で扱うこれらの分野を苦手にしないでおくと、あとがずいぶん楽になります。
もうひとつは、チームでなにかに取り組む経験です。アクチュアリーは数学を使う仕事だと思われがちですが、実際には一人で完結する仕事はほとんどありません。部活動やサークル、研究室など、人と一緒になにかを進めた経験は、そのまま面接で話せる材料になります。
学部や学科については、数学科の出身者が多いのは確かですが、そこにこだわる必要はないと私は考えています。ほかに興味のある分野があって迷っているのであれば、興味のあるほうを選んでください。大学3年生の時点でアクチュアリーを目指すと決めても、十分に間に合います。大学院に進むかどうかで迷っている方は、アクチュアリー志望者は大学院に行くべきか?判断のための徹底ガイドもあわせてご覧ください。
大学や学部の選び方、文系からでも目指せるのかといった点は、アクチュアリーになるには|大学・文系の疑問に正会員が回答でまとめて解説しています。
就活の最初はなにをしたらいいですか
とりあえずアクチュアリー就活塾への登録をおすすめします。アクチュアリー就活で役に立つ情報や選考情報をまとめているので、是非ご参考にしてください。
https://www.actuary-shukatsu.acdonalds.com
そして、気になる会社の説明会やインターンに参加してみましょう。一回行ってみると、「アクチュアリーとはなんなのか」「今後なにをしたらいいのか」「選考はどう進むのか」が具体的に見えてきます。百聞は一見に如かずです。とりあえず行ってみましょう
よくある誤解
学生の方とお話ししていて、実務の感覚とずれていると感じることが多い点を3つ挙げます。
科目をたくさん持っていないと内定は出ない
これがいちばん多い誤解です。科目があるに越したことはありませんが、科目数だけで採否が決まるわけではありません。科目を持たずに内定を得ている方もいますし、逆に科目を持っていても、社会人になってから続けられなさそうだと受け取られれば通らないこともあります。科目数は、継続力を推し量るための材料のひとつに過ぎません。
数学ができれば、あとはなんとかなる
数理的な素養は前提として見られますが、それは面接の前に数理試験で確認されています。面接で見られているのは、むしろ伝える力と人柄です。数学を扱う仕事だからこそ、数学が専門ではない方に説明する場面が多いという点は、意外と知られていません。
大学院に行ったほうが就職では有利になる
学部卒でアクチュアリーになっている方はたくさんいますので、大学院に行かないと不利になるということはありません。研究を深めたい、学生のうちにしかできないことをしたい、といった目的があるなら進学する価値はありますが、周りが進学するからという理由だけで決めるのはおすすめしません。学部卒で就職すると2年早く実務経験を積めるという利点もあります。判断の材料はアクチュアリー志望者は大学院に行くべきか?判断のための徹底ガイドに整理しています。
おわりに
本日はアクチュアリーの就活について、書いてみました。就活生時代のメモ帳や日記を読み返したりして、なんか懐かしい気持ちになりました(笑)
就職活動は面接官のなんとなくで判断されるのが実態なので、正直納得感のない結果になることが多いです。精神的に負担のかかる活動なので、ご自身の体調にはご留意頂ければと思います。
まぁ、今は転職時代なので、新卒の会社が自分の納得できる会社でなくても、問題ありません。気楽にいきましょう。
みなさまの成功をお祈りしています。
これからもAC育成塾では、みなさまのアクチュアリーとしてのキャリアに役立つ情報を発信していきます。これからも一緒に頑張りましょう!
今回の記事が、アクチュアリーを目指している方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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この記事の執筆者
松岡 / 日本アクチュアリー会 正会員(FIAJ)
株式会社ACEプロフェッショナル 代表取締役
アクチュアリーの転職支援・試験対策指導に従事


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