アクチュアリーの魅力~正会員が解説~

アクチュアリー研修
Donald
Donald

今日はアクチュアリーの魅力について解説します

「アクチュアリーは最高の職業です。」

を伝えられればと思います

はじめに

ありがたいことに、近年、アクチュアリーの注目度や人気が高まっています。

今回は、実際に、日本アクチュアリー会の正会員として働く私が、アクチュアリーとして働く上での魅力について、解説してみたいと思います。みなさまのこれからのキャリアを考える上での参考にしていただければ幸いです。

もちろん、この記事は私の独断と偏見で書いているので、反対意見があれば、是非コメント欄で教えていただければと思います。

アクチュアリーの魅力

①高年収

保険業界において、プライシングやリスク評価などの専門知識を持つアクチュアリーの存在は欠かせません。そのため、市場価値が高く、それに見合った高い報酬を期待できる職業です。

正会員資格さえとってしまえば、年収1,000万円は誰でも達成可能です。特に、早期に資格を取得すれば、20代で年収1,000万円以上を実現することも可能ですので、かなり魅力的な仕事だと思います。(実際に私も26歳で達成することができました。今後、詳細な年収記事を書くかも・・・)

正会員資格をとったあとも、キャリアを重ねていけば、1,500万や2,000万以上など、さらに年収を高めていくことは可能です。

働く上でお金がいくらもらえるかは重要だと思いますので、多くの方にとって魅力的な職業だと思います。

②ワークライフバランスの充実

アクチュアリーは、柔軟な働き方が可能な点でも魅力的です。

ほとんどの会社で、リモートワークやフレックスタイム制度の導入など、働き方を選びやすい環境が整ってきています。これにより、プライベートの充実した時間を確保し、ワークライフバランスを実現することができます。

労働時間については、毎日定時上がりできるホワイトな会社から、深夜勤務・休日勤務が必要な会社まで、色んな会社があります。ただ、次でも話をするアクチュアリーの「転職のしやすさ」の観点から、他の会社に転職したり、部署異動をお願いするなど、自分で働き方を選ぶことが可能です。

労働時間は「業務のやりがい(高ければ長時間労働でもよい)」「年収(多くもらっているから長時間労働でもよい)」など、複数の要素で自分の納得感が決まってくると思います。

アクチュアリーとしての市場価値を高めれば、自分の好みに合ったワークライフバランスを叶えることができます。

③転職のしやすさ

アクチュアリーは難関資格なので、取得者が少ないのが現状です。

しかし、一度正会員・準会員資格を取得すれば、転職の際に非常に有利な立場に立つことができます。アクチュアリーの知識やスキルは転職市場で高く評価されており、需要が常に存在するため、多くの企業がアクチュアリーを求めています。そのため、「どんな会社で働きたいか」「いくら年収をもらいたいか」「労働時間はどうしたいか」など、自分のキャリアを自分で描くことが可能です。

いわゆる生殺与奪権を握ることができます。「自分はいつこの会社をやめても大丈夫」と思えるのは、仕事をする上での精神的な安定剤になるかと思います。

ただし、みなさんご存じの通り、アクチュアリー資格は難易度が高いため、取得が難しいという側面もあります。しかし、その分資格取得者の専門性と価値が高まり、転職市場での競争力が大きく向上します。結果として、自分の理想的な職場や環境を選ぶ余裕が生まれ、キャリアの多様性を追求することが可能です。

なので、試験勉強一緒にがんばりましょう!!!

④やりがい

アクチュアリーは、保険会社経営において中核的な役割を果たす重要なポジションを担うことが多いです。

アクチュアリーは商品開発やリスク評価、決算資料の作成、経営計画の策定など、保険ビジネスの基盤を支える業務に従事することができます。そのため、自身が学んだ専門知識やスキルが、企業の業績・成長に直結する実感を味わうことができます。

アクチュアリーは会社の業績を担う覚悟が必要なので、かなりやりがいのある仕事です。

例えば、自分が作った保険料率が低すぎると、会社の収益を損ねます。逆に保険料率が高すぎると、販売量が伸びず収益確保できないなどが発生するので、保険料設定時はかなり精緻に検証する必要があります。
また既存商品の収益検証や将来の収益予測など、会社の意思決定にダイレクトに影響する数値を作り、報告することがアクチュアリーに求められるので、責任重大ですが、その分やりがいがあります。

アクチュアリーは、会社の業績に直結する仕事が多く、かなりやりがいのある仕事だと言えるのではないでしょうか。

⑤グローバルで働く機会

アクチュアリーは、その専門的な知識やスキルを通じて、グローバルな舞台で活躍する機会がありますので、「海外で働きたい」「英語を使って働きたい」などの希望のある方にも良い職業かと思います。

英語を駆使することで、海外保険会社への駐在や国際的なプロジェクトなどに参加することが可能です。アクチュアリーの知識は国際的にも通用するため、異なる国や地域での仕事にも適応できます。

さらに、国際アクチュアリー会(IAA)の会議やイベントに参加することで、日本アクチュアリー会の代表として、国際的な舞台で活躍する機会を手に入れることができます。

このようなグローバルに働ける環境は、アクチュアリーの魅力の一つと言えるでしょう。

⑥数理的素養の活用

アクチュアリーは数理的素養を活かす機会が他の職業と比較して豊富です。
なので、理系の就活生で、理系的素養を活かして仕事をしたいという方にはアクチュアリーは選択肢の1つになるかと思います。

保険料計算やリスク評価、予測モデルの構築、統計的な分析など、数学や統計学の知識が不可欠です。大学で学んだ理系の知識やスキルが直接的に活用されるため、学問と実務がシームレスにつながる魅力があります。特に最近では、アクチュアリーの業務でもAIをはじめとしたデータサイエンスの知識が求められるようになってきており、データサイエンスを学んだ方にも魅力的な職業になりうるかと思います。

数理的なアプローチを通じて、現実のビジネス課題に対する効果的な解決策を提供することがアクチュアリーの魅力かと思います。今後、アクチュアリーのことが、多くの理系就活生に知ってもらえるようになるとうれしいですね。

おわりに

アクチュアリーの魅力は、高収入からワークライフバランス、転職の自由度の高さ、やりがい、グローバルで働く機会、数理的素養の活用があります。

高い市場価値を持つ正会員資格を取得した後の、自由なキャリア選択、やりがい、英語力を駆使してグローバルに活躍するチャンスなどが、アクチュアリーを目指す方にとって大きな魅力となることでしょう。

今回の記事が、「アクチュアリーになるかを迷っている方」や「試験勉強のモチベーションが下がっている方」の一助となれば幸いです。

AcDonald’sでは、みなさまのアクチュアリーとしての成功の支えとなれるように、色んなコンテンツをやっていきたいと思っていますので、これからも一緒に頑張っていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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