
アク研修もなんとシーズン3まできました。
Kenkatzさんの#アク研修 をまとめました
全アクチュアリー要チェック!!!
#アク研修 シーズン3のまとめ
※本記事は、Twitter上で、Kenkatzさんが、#アク研修と題して、1か月間ツイートしたものをまとめたものです。(掲載許可も快諾頂き、誠にありがとうございます。)
【好きなことをしよう!】#アク研修 シーズン3 Day1
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 1, 2023
正会員になって何を勉強したら良い?と言う質問には、好きなことをしよう!と答えたい。好きなことの勉強が一番やる気が出るので。私の場合、好きで勉強したことが、後で結果的に役立った。
なので、私のアドバイスも好きでないのは無視して大丈夫。
【論文発表をしよう!】#アク研修 シーズン3 Day2
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 1, 2023
アクチュアリー会で論文発表しよう!
新規性がなくても大丈夫。ICA2023では、肥満を減らすには、砂糖を減らしたり、運動したりではなく、カロリーを減らすべきとの発表もありました。
あなたの伝えたいことが誰かに届けば大丈夫!
【英語を勉強しよう!】#アク研修 シーズン3 Day3
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 2, 2023
英語を使えるようになると、世界は更に広がる!
英語の勉強は、とにかく量ということで、今回の出張で私が購入した本がこちら。いつ、読み終えるかな…。
なお、ヒアリングのおすすめは、NHKラジオのエンジョイシンプルイングリッシュとTEDです。 pic.twitter.com/eyvbWhyQnR
【本を読もう!】#アク研修 シーズン3 Day4
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 4, 2023
本を読んで自分の幅を広げよう!特に自分が普段読まない本を読もう。日経の土曜朝刊や木曜夕刊から一冊選んで見よう。
過去に読んだ本で、最も私らしくないけど傑作と思ったのは次の二つ。(高校時代、社会科嫌いで赤点だった。音痴だしクラシック聴かない) pic.twitter.com/zoT8Ydt1VG
【③金融工学を勉強しよう!】#アク研修 シーズン3 Day5
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 4, 2023
貯蓄性商品を扱う際、保険会社の資産運用をする際、エンべディッドバリューを計算する際、金融商品への理解が必要。最初の一冊はこちら。
えっ、初歩的すぎる?そういう方はジョン・ハルさんの分厚いフィナンシャル・エンジニアリングをどうぞ。 pic.twitter.com/8avdfjJ8fr
【③金融工学を理解しよう!】#アク研修 シーズン3 Day6
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 5, 2023
株式コールオプションのショートポジションは、Δ=δC/δS分の株を保有することでヘッジできる。
このデルタヘッジは接線でヘッジしており、株価が変動するほど損が出ますが、変動0で損益0の損するヘッジ?
【③→②④リスクを意識しよう!】#アク研修 シーズン3 Day7
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 6, 2023
ブラックショールズ式やWang変換は、リスク中立確率での期待値を使ってリスクを価格に変換する算式。その結果、リスクへの意識は弱くなる。それがリーマンショックの原因。分布の端にあるリスクを意識しよう。(次の問題をどうぞ。) pic.twitter.com/KirLCa2eeD
【④ CERAになろう!】#アク研修 シーズン3 Day8
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 7, 2023
リスク管理の専門家であるCERAになろう。日本では英国の試験を流用していますが、保険会社以外の組織のリスク管理も出題されます。海外では、そのリスク管理能力を活かして、建築会社でリスク管理を行うCERAも!
【④ERMのPDCAを回そう!】#アク研修 シーズン3 Day9
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 8, 2023
金融機関は保有するリスクを計測し、コントロールしていく必要がある。リスク管理部門の仕事は、リスクを計測することではなく、リスクをコントロールすることにある。リスクが発現したとき、どのようなアクションがとれるのか、常に考えよう。
【インターンシップに参加しよう!】#アク研修番外編(学生向け)
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 8, 2023
アクチュアリーは座学ではなく実学なので、教科書だけ読んでいても分かりません。インターンシップで体験できるのはごく僅かですが、それでも体感して、実際に働いているアクチュアリーから直接話が聞けるのは非常に有意義だと思います https://t.co/fSeHjThLLZ
【④→①プライシングしよう!】#アク研修 シーズン3 Day10
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 9, 2023
資産運用は購入した資産を途中売却できるが、一度販売した保険商品は途中で契約取消しできない。だから、リスクを考慮したプライシングが必要。それは、単に保守的な基礎率・保険料ということではなく、商品設計が重要。MVA、待ち期間、…
【①生命保険会社の会計について考えよう!】#アク研修 シーズン3 Day11
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 10, 2023
会計の目的って何だろうか?
会社の価値を示すこと(BS重視)?期間損益を示すこと(PL重視)?
後者の場合、利益の計上は生命保険の保障(サービス)の提供に応じるべき?それとも、保険販売・契約獲得のタイミングで計上?
【①自社の収益構造を理解しよう!】#アク研修 シーズン3 Day12
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 11, 2023
自社の収益構造を理解しよう。利源分析をしよう。商品毎の収益の違いを知ろう。区分経理は、配賦に推定が入っていることに注意。直課である死亡率・発生率は、給付別、性別、年齢別、経過年数別に指数(=実績÷予定)を確認しよう。
【①日本の死亡率を分析しよう!】#アク研修 シーズン3 Day13
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 12, 2023
厚生労働省の人口動態統計では、日本の死亡者に関するデータ(性別、年齢群団別、死因別)がまとめられている。
Covid-19以降、日本の死亡率はどうなってきている?それは何故?
自分自身でデータを見て分析してみよう。 https://t.co/x7wnygYIIp
【①→⑤将来の死亡率を予測しよう!】#アク研修 シーズン3 Day14
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 13, 2023
過去の死亡率データを使って将来の死亡率を予測しよう。短期的な予測をすれば、超過死亡が分かる。長期的な推計は、国立社会保障・人口問題研究所が日本の将来推計人口を公表しましたね。来月には例会で人口動向研究部長による講演も! pic.twitter.com/rk8zAHEeww
【①→⑤患者調査を知ろう!】#アク研修 シーズン3 Day15
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 14, 2023
第三分野保険の発生率算定に用いる患者調査が、どう作成(推計)されているか知っていますか?100%正しいと思って使うとプライシングを間違えます。
>「平均診療間隔」及び「総患者数」の算出方法等の見直し https://t.co/ixb3vSuZ8O
【⑤データサイエンティストになろう!】#アク研修 シーズン3 Day16
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 15, 2023
第⑤世代のアクチュアリーであるデータサイエンティストになろう。データ分析は昔からアクチュアリーの得意領域。40年弱前に発売されたExcelが現代ビジネスマンの必需品になったように、PythonやRがアクチュアリーの必需品になる?
因みに、世代は登場順を表しているだけに過ぎず、古い世代が「古い(廃れている)」訳でもなければ、新しい世代ほど「良い(優秀)」という訳でもありません。(ただ、新しい世代ほど、伝統的なアクチュアリー領域から離れて行くので、より勉強が必要になるとは思います。)
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 15, 2023
【⑥?気候変動の専門家になろう!】#アク研修 シーズン3 Day17
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 16, 2023
第⑥世代は気候変動?豪州アクチュアリー会は、気候指数を公表!何故?気候変動をその実際に発生する影響まで含めて語れる専門家はアクチュアリー以外にいないから!?
>Australian Actuaries Climate Index https://t.co/xX8H2WPvQQ
【⑦?量子コンピューティングを学ぼう!】#アク研修 シーズン3 Day18
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 17, 2023
第⑦世代は量子コンピューティング?
2^n個の計算が同時にできるって本当?
量子コンピュータのアルゴリズムを学ぶなら中山茂先生の「量子アルゴリズム」をお勧めします!
>技報堂出版 | 量子アルゴリズム https://t.co/DeoY2WHBqC
【アクチュアリーの本質を考えよう!】#アク研修 シーズン3 Day19
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 18, 2023
日本アクチュアリー会のスローガンはThink the Future, Manage the Risk。米国(SOA)はRisk is Opportunity。
アクチュアリーの本質は「保険」ではなく、人々が避けるRiskをManageし、未来を良くすること、利益を生み出すことにある?
【コミュニケーションしよう!】#アク研修 シーズン3 Day20
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 19, 2023
アクチュアリーは実学。現実世界で役立つことが重要である以上、他の人に伝えていかないといけない。もちろん、アクチュアリーでない人にも伝わらないといけない。相手の土俵に乗って会話しよう。利害関係者と信頼関係を構築しよう。
【メリデメを整理しよう!】#アク研修 シーズン3 Day21
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 20, 2023
ビジネスの世界である意思決定の世界は、絶対的に正しい解のある数学と異なり、人によって選ぶ解が異なり得る。
だから、メリデメを整理しよう。メリデメは利害関係者と共有できる事実。どのメリデメを優先するかは、それぞれの人の価値観。
【信号機を作ろう!】#アク研修 シーズン3 Day22
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 21, 2023
車は急に止まれない。だから、信号機を作ろう。黄色を見せたら、もう少しで赤=止まれだと分かる。逆に青なら安心して走ることができる。
ソルベンシーマージン比率、リスクリミット、融資可能枠、いずれも信号機の役割を果たしている。
【利害関係の異なる相手とパートナー関係を築こう!】#アク研修 シーズン3 Day23
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 22, 2023
利益を稼ぐ資産運用部門がリスクを無視して、リスクを抑制するリスク管理部門が利益を無視する関係だと会社はうまく回らない。利害関係の異なる部門も同じ会社の仲間として理解し合うパートナー関係を築こう。
【文化を醸成しよう!】#アク研修 シーズン3 Day24
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 23, 2023
リスク管理のフレームワークをいくら整えても、リスク管理を軽視する文化が社内にあると、フレームワークは機能しない。だから、文化を醸成しよう!
リスク管理を尊重する文化。
心理的安全性の高い文化。
自分が去った後でも残り続ける文化を。
【チームを育てよう!】#アク研修 シーズン3 Day25
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 24, 2023
一般に、アクチュアリーの仕事は一人では出来ない。あなたがいくら優秀でも、時間は有限だから、あなたができる仕事の量は限られている。だから、あなたのやりたいこと、いや、会社にとって必要なことを実現してくれる仲間が必要。チームを育てよう!
【得意分野を作ろう!】#アク研修 シーズン3 Day26
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 25, 2023
アクチュアリーが活躍する分野、会社の中でアクチュアリーが果たすべき役割は非常に多岐にわたり、一人では完全に習得できない。
まずは自分の得意分野を一つ作ろう。自分の居場所を作ろう。
そして、少しずつ得意分野を増やしていこう。
【国際アクチュアリー会に参加しよう!】#アク研修 シーズン3 Day27
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 26, 2023
国際アクチュアリー会の中には、様々な組織があり、各国のメンバーが議論し、ペーパーを作っている。
ボランティア組織で、やる気がある人は大歓迎という感じです。
なお、各学術セクションは年会費を払えば誰でも参加可能!
【公平性について考えよう!】#アク研修 シーズン3 Day28
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 27, 2023
EUでは男女で料率が異なるのは違憲。私は最初「異常」と思いましたが、男女同じ給与の中で、強制加入の終身年金の保険料を差し引かれると、平均的に長生きする女性の方が手取り給与が低くなる、と言われたら、どう思いますか?
【具体化と抽象化(一般化)を使いこなそう!】#アク研修 シーズン3 Day29
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 28, 2023
ア会のテキストや所見問題の模範解答は一般化されて書かれていることがあり、何を言いたいか分からないことがある。著者は色々な具体例を知っていて、それを一般化しているが、それを理解するためには具体例を知る必要がある。
【質問しよう!】#アク研修 シーズン3 Day30
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 29, 2023
一般化されて抽象的に記載されたア会テキストを読んでも、多くの人は理解できていない。
だから、分からないことは質問しよう!聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
試験も仕事も質問せずに成長はできない。質問しよう!
(To be continued to Season1 ?) https://t.co/Wj3B5M8k7Q
アク研修終わった〜!
— kenkatz (@Cross_Stream2) June 29, 2023
もう絞っても何も出てきません。
第n世代のアクチュアリーに救われました。この最中からネタ(タイトル)を書き出していって、16日目には最終日までのネタ出しは終わっていました。
ただその後も、実際書き出したらイマイチなものをボツにしたり、順序の入れ替えはありましたが。
最後に
Kenkatzさんの#アク研修 ツイートをまとめてみました。
金融工学や量子コンピューティングなどは、私は本格的に勉強したことないので、とても興味を惹かれました。
また、各ツイートに、「アクチュアリーの世代」を載せていただいており、各世代の雰囲気を感じることができたのではないでしょうか。補足して頂いている通り、第5世代が第4世代より、凄いというものではなく、分野の分け方を示しているものですので、ご留意ください。
第1世代:生保領域(決定論的モデル)
第2世代:損保領域(確率論的モデル)
第3世代:資産運用と派生商品(確率過程を用いたモデル)
第4世代:ERM(統合的リスク管理)
第5世代:ビッグデータ(データサイエンス)
第x世代候補:量子コンピューティング?気候変動?
研究会員の方は、1次試験を受ければ、必然的に第1世代から第3世代までは勉強したことになるので、まずは1次試験を突破することをおすすめします。
私も、本腰を入れて、第4世代、第5世代、第x世代・・・に取り組んでいこうと思います。
Kenkatzさんの#アク研修も多くのアクチュアリーの方の参考になったかと思います。私もかなり刺激を受けました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
コメント