【アクチュアリー就活ガイド】③面接準備・失敗談編

どうもこんにちは。Ayustaです。

面接でよく聞かれる質問内容は把握したものの、「どのように答えるのが正解なのか分からない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな方に向けて面接対策のヒントを紹介します。過去の関連ブログをまだ読んでいない方は、先にそちらを確認してください!

*本記事は2025年2月8日に開催された「アクチュアリー就活生向け 25卒内定者座談会」の内容を基に執筆しています。年度によってスケジュールが変動する可能性があるため、あくまで目安としてご認識ください。

面接の注意点

アクチュアリー就活における面接は、長くても1時間程度です。そのため、事前の準備が成功の鍵を握ります。ここでは、面接で押さえるべきポイントを解説します。

1. エントリーシート(ES)の内容確認

面接では、面接官がエントリーシート(以下ES)の内容をもとに質問することが一般的です。そのため、事前に自分が提出したESをしっかりと確認しておきましょう。企業によってはES提出後にデータを閲覧できなくなる場合があるため、手元にコピーを保存しておくことをおすすめします。

特に、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は深掘りされやすいため、どんな質問が来ても答えられるよう準備しましょう。「なぜその活動に力を入れたのか?」という問いに対する明確な答えを持つことが重要です。

2. 想定質問の準備

アクチュアリーの就職活動においては、面接で問われる質問の内容はある程度予測が可能です。特に、志望動機、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)、自己PR、なぜアクチュアリーを死亡しているのか、研究内容などが頻出テーマとなります。そのため、就活サイトや過去の面接経験談、OB・OG訪問を通じて、どのような質問が想定されるかをリストアップしておきましょう。

加えて、想定される質問に対する回答を、事前に自分の言葉で整理しておくことが非常に重要です。実際に口に出して練習してみることで、より自然に話せるようになります。特にアクチュアリー志望の場合、論理的な話し方ができる人かを見られます。しっかりと事前に準備しておきましょう。

なお、企業ごとに若干の傾向の違いはあるものの、基本的な質問項目は大きく変わることはありません。そのため、汎用的な回答パターンを用意し、それを志望企業ごとに微修正する形で対応することで、効率的に面接対策を進めることができます。時間をかけすぎず、かつ説得力のある回答を作り上げるためには、こうした事前準備がカギを握ります。

3. 企業理解を深める

面接は、企業に対する「ラブレター」とも言われます。的外れな発言をすると、「この人はうちの会社には合わない」と判断される可能性があるため、事前の企業研究が不可欠です。

具体的な対策として、以下の方法が有効です。

  • 企業のホームページを読み、事業内容やビジョンを把握する
  • 決算資料やディスクロージャー誌を確認し、経営状況を分析する
  • 取り扱っている保険商品や企業理念を詳しく調べる
  • 販売チャネルについて理解を深める

4. 逆質問の準備

面接の最後には「逆質問」の時間が設けられることが一般的です。企業によっては逆質問に多くの時間を割く場合もあります。逆質問は、企業理解を深めるだけでなく、自分がその企業に適していることをアピールする機会でもあります。事前にしっかり準備し、相手の話を引き出す質問を用意しましょう。

また、インターンの資料を読んでおくと企業理念への理解が深まり、より的確な質問ができるようになります。

5. 面接のマナーと対応

最低限のマナーがアクチュアリー就活でも求められます。次を意識して、面接に臨みましょう。

  • 面接官の名前や経歴が紹介されたら覚えておく。
  • 相手の目を見て話す。ただし、面接官が複数人いる場合は適度に視線を分散させる。
  • 面接の形式を事前に確認しておく。
    • アクチュアリーが面接官の場合 →「一緒に働きたいか」が判断基準。
    • 人事が面接官の場合 →「会社にとって利益になるか」が判断基準。

事前の情報収集が面接の出来を大きく左右するため、しっかりと準備しましょう。

6. 面接の失敗談から学ぶ

知ったかぶりは厳禁

面接官は受験者よりも深い知識を持っています。分からないことを知ったかぶりすると、すぐに見抜かれます。正直に「分かりません」と伝え、素直な姿勢を示すことが大切です。

「ぶっちゃけうちに来るの?」の質問に注意

面接の最後には、「正直、うちに来るつもりはある?」といった質問をされることがあります。このとき、「迷っています」と正直に答えると、不合格になる可能性が高まります。「行きます!」と答えられるよう準備しておきましょう。(時には「心を無にする」ことが重要です。)

研究内容の説明はシンプルに

自分の研究内容を専門知識のない相手に分かりやすく説明するのは意外と難しいものです。事前に、一般的な表現で伝えられるように練習しておきましょう。

まとめ

アクチュアリー就活における面接は、事前の準備が結果を大きく左右します。ESの内容確認、想定質問の準備、企業研究、逆質問の準備、面接マナーの確認を徹底しましょう。また、失敗談から学び、適切な対応ができるようにすることも重要です。

面接は準備がすべてです。しっかりと対策を重ね、自信を持って本番に臨みましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました